第73回 植木雅俊/大塚ひかり/司会・伊藤比呂美

第73回 声のライブラリー

朗読 植木雅俊氏、大塚ひかり氏
司会 伊藤比呂美氏
日時

2013年5月11日(土) 2:00~4:00

会場 日本近代文学館 ホール
定員 100名
受講券

2000円(会員1800円、学生1500円 *購入時・入場時に学生証をご提示ください


植木雅俊(仏教思想研究家)/『梵漢和対照・現代語訳 法華経』(岩波書店 2008)

1951年長崎県生まれ。九州大学大学院理学研究科修士課程修了。
東洋大学大学院文学研究科博士後期課程中退。91年より中村元氏に師事、
インド思想・仏教思想論、サンスクリット語を学ぶ。2002年お茶の水女子大学で
人文科学博士号を取得。10年間の サンスクリット語の研究、8年間の翻訳期間を重ね、
2008年に『梵漢和対照・現代語訳 法華経』を上梓(毎日出版文化賞受賞)。
明晰な訳文と創意に富む訳注は仏教学に新たな息吹を吹き込んだ。主な著書に
『仏教のなかの男女観』『梵漢和対照・現代語訳  維摩経』『仏教、本当の教え』
『思想としての法華経』などがある。


大塚ひかり(古典エッセイスト)/『ブス論』(筑摩書房 2005)

1961年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て、
88年『いつの日か別の日か―みつばちの孤独』を上梓。以後、源氏物語を中心とした古典作品を、
独自の視点で鋭く読み解いたエッセイを多数発表。主な著書に『『源氏物語』の身体測定』
『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『快楽でよみとく古典文学』
『愛とまぐはひの古事記』  『古事記 いのちと勇気の湧く神話』など。
また、個人全訳『源氏物語』(全6巻)がある。


司会
伊藤比呂美(詩人)

1955年東京生まれ。青山学院大学文学部卒業。78年第一詩集「草木の空」刊行。
小説、エッセイ、古典の現代語訳、絵本など幅広い分野で作品を発表しつづけている。
主な著書に『良いおっぱい悪いおっぱい』『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、『日本の霊異ナ話』
『河原荒草』(高見順賞)『読み解き「般若心経」』『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞)、『今日』『閉経期』などがある。