坂上弘理事長のご逝去と新役員の選任について

2021.09.28

坂上弘理事長のご逝去と新役員の選任について

 

8月16日、坂上弘理事長がご逝去されました。公益財団法人移行後の最初の理事長として、「貢献型の文学館」を提唱され、若い世代に向けた新たな文学館活動の道を開拓し、館の発展のために多大な貢献をされました。改めて先生のお仕事とお人柄を偲びたいと思います。

8月26日に臨時理事会が開かれ、後任の理事長に中島国彦専務理事が選任され、9月7日付の書面決議で、後任の専務理事に安藤宏理事が選任されました。

   2021年9月

公益財団法人 日本近代文学館

 

 

 理事長就任にあたって

 

日頃、日本近代文学館にご支援いただきまして、ありがとうございます。

すでにご存知の通り、去る8月16日、坂上弘理事長が逝去されました。大変急なことで、これまで坂上先生が文学館に注いでこられたご熱意を思い、悲しみに耐えません。館報「日本近代文学館」の11月号(11月15日発行)で、追悼小特集を計画しております。

理事長のご逝去を受け、新理事長を選出するため、8月26日に臨時理事会を開催いたしました。その席で、後任の理事長として、わたくしが選任されました。坂上先生のもとで、専務理事として働いてまいりましたが、これまでのわたくし自身を支えてくれた文学館の歴史や役割に思いを致し、謹んでお受けすることにいたしました。空席になった専務理事には、安藤宏理事にお願いいたしました。今後は、理事長中島国彦、副理事長池内輝雄、専務理事安藤宏を中心に、理事会の皆様、事務局の職員の皆様と共に、多くの方に愛される文学館になるよう努めてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

  2021年9月

                                           公益財団法人日本近代文学館

                                                      理事長  中島国彦