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年誌

各氏によるエッセイ、論考、館蔵資料紹介を収めた館紀要。年刊。
各号頒価1,040円。総目次はこちらから。

G-014

収録内容

エッセイ

伊藤氏貴   コロナ後の文学館
青木正美   藤村と伊東一夫先生
津野海太郎  「ぼく」から「私」へ
小田光雄   鷹野弥三郎、新秋出版社、『文芸年鑑』
斎藤美奈子   文学観光が楽しい
真田幸治   〈鏡花の切抜き帖〉を受け継いだ小村雪岱と内田誠の関係

論考

五味渕典嗣  戦場の高見順――日本近代文学館蔵「陸軍宣伝班資料ノート」「ビルマ雑記帖」から
宮内淳子   藤枝静男の葉書を中心に――一九七〇年代・作家たちの交流の一面
前田恭二  「よみうり抄」と「鐘が鳴る」――文芸記者加藤謙のこと
須田喜代次  『日本からの手紙 滞独時代森鷗外宛』に見る森家の人々――キーパーソンとしての森篤次郎書簡を中心に――

資料紹介

資料翻刻  内海信之宛諸氏書簡(二)

(青木裕里香・石川賢・小川桃・加藤桂子・田村瑞穂・土井雅也・西村洋子・信國奈津子・宮川朔・宮西郁実・吉原洋一)

 

日本近代文学館年誌―資料探索 16号

G-015

収録内容

エッセイ

中村明   文は人なりき
樽見博   調べることの楽しさと限界
坂井セシル フランスにおける日本文学の受容 ――翻訳と研究の近況
山本芳美  有島生馬の小説「彫千代」と関連資料について
山中剛史  『谷崎潤一郎と書物』その後 ――『春琴抄』赤表紙本の謎
水村美苗  とうに終わっていた「女流文学」

論考

高橋修    内田魯庵訳『小説罪と罰』と二葉亭四迷
馬場美佳   耐震元年の「五重塔」――濃尾大地震と〈暴風雨〉
吉田昌志   尾崎紅葉と高村光太郎 ――その肖像制作をめぐって――
小平麻衣子  獅子文六「やっさもっさ」原稿にみる「混血児」・売春婦・女のビジネス
関礼子    漱石「野分」前後と絵画の領域 ――『草枕絵巻』を補助線として――

資料紹介

資料翻刻  伊藤整宛諸氏書簡 ――チャタレイ裁判関係書簡を中心に

(青木裕里香・石川賢・小川桃・加藤桂子・田村瑞穂・土井雅也・信國奈津子・宮川朔・宮西郁実)

 

日本近代文学館年誌―資料探索 17号

G-016

収録内容

エッセイ

今野寿美  文人と軍人 はざまの心
秋尾敏   コレクション
キーン誠己 父の蔵書、書簡、そして捨てられない遺品の数々
野村悠里  装幀家・栃折久美子と『火の魚』

論考

中丸宣明   「唄本」論ノート ――「唄本」のなかの文学
伊藤一郎   「細木龍池 絵入江の島鎌倉紀行」解題・翻刻

資料紹介

資料翻刻  青山光二 品川力宛書簡

(石川賢・小川桃・加藤桂子・田村瑞穂・土井雅也・信國奈津子・宮川朔・宮西郁実)

 

 

 

日本近代文学館年誌―資料探索 18号

G-017

収録内容

口絵

出口智之「新著月刊」に見る口絵印刷への挑戦 より

エッセイ

小池 昌代  うつし、うつされる川端康成
住井 康典  大和を思い続けた住井すゑ
外塚  喬  木俣修の推敲
山口 和人  大江健三郎と私小説、あるいはオートフィクション

藤田 三男  『伊藤整日記』全8巻のこと

論考

出口 智之  「新著月刊」に見る口絵印刷への挑戦 ―第二期「新小説」との比較を視野に―

原  貴子  森鷗外「羽鳥千尋」と医術開業試験制度

小林 幸夫  志賀直哉「雨蛙」論―一般的規範を超えるということ

中山 弘明  藤村全集生成考―島﨑蓊助資料から見えるもの―

山岸 郁子  「伊藤整文庫」資料から分かること

資料紹介

資料翻刻1 串田孫一 品川力宛書簡

資料翻刻2 木俣修宛諸氏書簡

(石川賢・小川桃・加藤桂子・田村瑞穂・土井雅也・信國奈津子・宮川朔・宮西郁実)

 

 

 

日本近代文学館年誌―資料探索 19号